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今月の花と桐箱

【蓮 はす】「神聖」「沈着」「清浄」

インド原産。スイレン科の多年性水生植物。学名:Nelumbo nucifera。
人類発祥以前の悠久の時(1億3500万年前)から、この地球上に生息しています。
実の入った花床は沢山の穴が開いており、蜂の巣に似ていることから「蜂巣」と呼ばれ、それを略して「蓮」となったと云われています。

花は夏の朝、紅・淡紅・白色の花が水面まで花茎を立てて開花します。初日に蕾から少し咲き午前中に閉じ、2日目は丸みを帯びて上品にふくらみ午前中に閉じます。花の開花は3回(3日間)繰り返し、4日目には花びらが散ります。また泥の中にある根茎の部分は ふくらんで蓮根(レンコン)になり、花、葉、茎、種子なども食用になります。

仏教では西方浄土の極楽は神聖な蓮の池と信じられているため、寺の境内に蓮の池をつくるお寺が多く有ります。また多くの仏典に「蓮華草(れんげそう)」の名で登場し、仏像の台座にもその形がよく使われています。

桐箱・花暦

たまご箱 〈8月 蓮〉

白い木肌をキャンパスに当店専属の日本画絵師がひとつひとつ丁寧に手描きしています。桐の洗練された風合いを生かすために、絵師は絵の具や筆はもちろん、配色や画風など様々な工夫を凝らし、デザイン・配色をします。

今月は花の先に淡いピンクをあしらい、水面から葉と花を高く伸ばし咲く姿が華やかさのなかに気高さも感じられる蓮柄です。